目次
THEO 全期間の運用成績(68ヶ月)
●全期間の運用成績 (2017年5月〜2022年11月) 66ヶ月
評価額 | 投資元本 | 含み損益(%) | |
円換算 | 901,106円 | 754,482円 | +146,624円(+8.12%) |
ドル換算 | 6,774ドル | 6708ドル | +66ドル(+0.41%) |
アメリカの利上げの減速が見え始め、株価が少し戻したことによりドル換算でもプラスになりました。
ただ、円換算は近頃円高に振れてきているので、含み益が減少しております。
かなり為替の影響が強いですが、長期投資を前提としているので、今後もドルコスト平均法で積み立ていきます。
※2019年に一度大きく出金しているため推移が見づらくてすみません。。。
THEO と つみたてNISA比較(2022年初来から)
2022年頭からのリターンを積立NISAとTHEOの運用成績で比較してみます。
評価額 | 投資元本 | 2022年のリターン | |
THEO(円換算) | 901,106円 | 754,482円 | -31,792円(-4.21%) |
積立NISA | 859,331円 | 772,768円 | -70,482円(-9.12%) |
※積立NISAは楽天証券にて2019年から積立。(基本的にはS&P500を積立。全世界株式も少し保有)
THEO(円換算)では、年末に円高に推移し年間リターンもマイナスに陥りました。つみたてNISAも同じく年初来でマイナス💦
2022年は株式市場は厳しい年になりました( ; ; )
下落局面だと、株式オンリーのつみたてNISAよりは、THEO(テオ)の方が分散できているの下げの影響が小さいです。2022年単体の下げ幅で見れば、THEO(-4.21%)対つみたてNISA(-9.21%)なので半分以下の下落幅で止まっています。
THEOの資産運用方針
THEOではどのくらいリスクを取っていくのかを運用方針として設定できます。
グロース(株式)・インカム(債権)・インフレヘッジ(実物資産)の3つのカテゴリの資産構成比率を自由に設定できます。
私は、まだ30代ということもあり、比較的リスクを取ってグロース(株式)多めの設定にしております。(2022年なんかはインフレヘッジ多めの設定の方がパフォーマンスは良かったでしょうねー)
個々のリスク許容度に応じた設定が簡単にできるのが魅力ですね。例えば、50代60代の人でも、貯金の代わりに、ローリスク・ローリターンで運用したい人にも合わせた設定ができます。
グロースの保有銘柄
グロース(株式中心の構成)
NASDAQやアメリカ成長株系の下げが大きいです。
日本株、インド株、アメリカの割安株はプラスで推移。
略称 | 連動指標 | 時価評価額/損益 |
VTV | 米国の大型の割安株 | 93,566円/+19,216円 |
VGK | ユーロ圏の大型株 | 74,651円/+22円 |
QQQ | NASDAQに上場している大型株(金融セクターを除く) | 70,884円/-10,949円 |
VOE | 米国の中型の割安株 | 54,260円/-706円 |
VOT | 米国の中型の成長株 | 47,991円/-5,110円 |
EWJ | 日本株 | 43,793円/+5,656円 |
EPP | 日本を除くアジア太平洋地域の先進国の大型・中型株 | 22,906円/-283円 |
EPI | インドの株 | 21,769円/+7,071円 |
EWT | 台湾の大型株・中型株 | 21,629円/-591円 |
VWO | 新興国全体の株式 | 20,996円/-674円 |
SPYV | 米国の割安株 | 15,575円/+4,579円 |
SPYG | 米国の成長株 | 13,502円/+937円 |
EWW | メキシコ株 | 13,427円/-1,994円 |
FXI | 中国の大型株 | 11,577円/-1,962円 |
インカムの保有銘柄
インカム (債権中心の構成)
略称 | 連動指標 | 時価評価額/損益 |
VMBS | 米国政府機関が発行・保証した投資適格のモーゲージ・パススルー証券(住宅ローン担保証券) | 54,819円/+2,160円 |
SJNK | 米ドル建ての残存期間0-5年のハイイールド社債 | 54,792円/+4,837円 |
SPSB | 米ドル建ての残存期間1-3年の投資適格債 | 54,751円/+175円 |
VGIT | 残存期間3-10年の米国債 | 54,583円/-3,162円 |
SPAB | 米ドル建ての投資適格債 | 40,273円/-1,239円 |
SPTS | 残存期間1-3年の米国債 | 11,541円/-1,072円 |
BWX | 米国を除く先進国の国債 | 3,009円/-109円 |
2023年はアメリカの利下げ機運が高まって、債権価格も上がってくることを期待したい。
インフレヘッジの保有銘柄
インカム (実物資産中心の構成)
略称 | 連動指標 | 時価評価額/損益 |
XLRE | 米国のリート・不動産株 | 34,704円/+5,024円 |
IAU | 金(現物) | 27,487円/+2,207円 |
VTIP | 米国の1-5年の物価連動国債 | 18,652円/+1,799円 |
IXC | 世界のエネルギー関連株式 | 10,325円/+2,227円 |
世界中でインフレが進行しているので、こちらは全面的にプラスに推移。
THEOをやると世界経済の流れが実感できる
私を含め投資初心者がTHEOをやっていると、アメリカや世界経済が今どういう流れになっていて、金利、株式、債権、実物資産がどのように動くのかが分かるのが面白いポイントかと思っています。
特に、金利と株式、債権の関係なんかは、セオリー見たなのは当然語られているのですが、実際に自分の資産の増減として見えると実感が全然違ったりします。
ちょっと大袈裟な感じがしますが、世界経済の流れを実感するためにも複数アセットに投資できるTHEOをやってみるのもいいかしれません!